2010年6月25日金曜日

カサマ遠征・後編~授業研究ワークショップ~

こんにちは。

ザンビアより野中です。

ご無沙汰しております。



オクラのおいしい季節になってきました。

ザンビアでは最近オクラは1000くわちゃで袋に20個入りで売ってます。

1000くわちゃは日本円で20円くらいです。

すごく安くて、毎日食べています。

ただ炒めて塩で味付けするだけですが、もうおいしいです。


もうおいしいです。



オクラはこちらでは「でれれ」と呼ばれています。

みなさんも今夜のおかずに「でれれ」どうですか。



さて、このままではオクラ日記になってしまいますので本題に。

授業研究ではカサマガールズハイスクール2人の先生の授業を観察した後、議論の場を設けました。

2つの授業は物理の授業と化学の授業でした。



授業観察では、生徒たちの授業に対する姿勢のよさに驚きました。

自分が中学生を教えているのもあるとは思いますが、生徒たちは静かに先生の話をきき、たくさんの質問を先生に投げかけていました。

生徒の姿勢だけではなく、机や黒板や教室など、学習環境についてどうしても自分の学校と比べてしまいました。

ザンビアの中でもこれだけ違うのだなと感じました。



化学の授業では、先生はほとんど息継ぎなしでしゃべっていました。

生徒たちは絶え間ない説明でついていけてないのではないかと思いましたが、ちゃんとやりとりできていました。

化学の先生は知識もあり、ベテランの先生でした。



そういったベテランの先生方の中で、議論の場ではやはりファシリテーター役が難しそうに感じました。

しかし、先生たちには協力的に議論に参加してもらうことができました。

授業研究のことについて、もう少し勉強してから臨まないといけなかったというのがみんなの反省です。



またチョマでも授業研究を開ければと思います。



のなか

2010年6月17日木曜日

首相官邸訪問の巻

お久しぶりです、M2の松山です。
今年9月の修了を控え、修論、就活、バイト、出前と忙しくも充実した毎日を送っています。
時間が無い無いと焦りながらも、やっぱ大事な時間とは自分で作るもの。
時間を作って行ってきました、大イベント!!!!写真と共にご紹介させてもらいます。

写真中央に座るお方はなんと、菅首相!
そうです!総理に会って来ましたよ~!!
IDECからは私だけね~!ソーリーね!

さて、過ぎたる6月14日、青年海外協力隊OV 100数十名が首相官邸に招かれました。目的は、現地の状況や活動を直接お伝えするため。といっても、全員ではありませんが。首相以外にも仙谷大臣や岡田大臣などお偉い様方もみえ、JICAの緒方理事長もいらっしゃっていました。首相や大臣直々に「お疲れ様でした!」と、わざわざ労をねぎらって頂きました。

ルワンダ隊から招かれたのは、私を含めて3名。緒方理事長にとって思い入れが深いと言われるルワンダ。その理事長がルワンダ訪問をされた際に、我々は理事長にお会いしています。ので、全員が面識有り(?)、ついつい「覚えてますか~?」などと軽いノリで声を掛けてしまいました(^^;
ちゃんと覚えて頂いていたようで、これまた感謝感激でした。

と、ま~そのようなVIPな席に招かれたという自慢話でした。
これからも、自慢できることをやっていきたいと思います。では!!!

M2 松山 MaSA

2010年6月11日金曜日

カサマ遠征・中編~日本・ザンビア文化交流~

こんにちは。

今回はカサマ遠征・中編として、カサマの女子校で行った、
生徒との文化交流会の様子を報告したいと思います。

文化交流会を行った学校は、
カサマの中心部から約4km 離れた全寮制の名門女子校で、
生徒数約1000人、8年生(中学2年生)から12年生(高校3年生)に
普通教育を行っています。

学校のモットーは ”The Girl’s pride” で、
生徒と教員の言動の節々から、誇りを感じとることができました。


文化交流会の目的は、ザンビアの生徒に日本について知ってもらうことと、
単純にザンビアの生徒と交流を行うというもので、

内容は
・日本○×クイズ
・生徒によるドラマ
・生徒によるザンビア伝統ダンス
・ロックソーラン
・フリーダンス
でした。

残念ながら、生徒によるドラマとダンスは見ることができませんでしたが、
日本○×クイズ、ロックソーランともに、非常に好評でした。
イベント終了後は、まるでアイドルグループかのように、生徒に取り囲まれ、
文化交流会の成功を感じることができました。

今回の文化交流を通し、
少しでも日本を身近に感じてもらえればと思います。

2010年6月2日水曜日

カサマ遠征・前編~JOCVザンビア派遣40周年記念イベント~

こんにちは。ザンビアより島本です。


今日は週末(21日~23日)にカサマ(ザンビア北部州)で行われたイベントを3部構成でレポートしたいと思います。

ちなみに前編:JOCV40周年イベントby島本、
    中編:日本・ザンビア文化交流会by高阪、
    後編:授業研究ワークショップby野中 でおおくりします。

カサマは首都ルサカから北へ850km、現在5人の隊員が活動おり、ザンビアでは“カサマコーヒー”の産地として有名です。

また、近くのタンガニーカは透明度世界2位(アフリカ2位?) を誇り、数年前には日本から研究者が調査に来ていたそうです。とても自然豊かでキャッサバシマが美味しいところでもあります。

今年はザンビアにJOCVが派遣されて40周年の記念すべき年に当たります。そこで、隊員が中心となり、ザンビア各地で40周年を祝うイベントを実施することとなり、その第一弾が5月21日(土)カサマで行われました。

イベントの趣旨は、これまで40年間共に活動してきたザンビア人への感謝の気持ち表すとともに、今後の更なる発展を祈願するといったもので、

内容は
・ごみ拾い&宝探し
・ブラスバンド(音楽隊員の配属先の生徒)
・ザンビアンダンス
・ロックソーラン
・理科実験、理数科テキスト販売
・日本紹介展示(歴史、隊員活動、習字などなど)
といったもので、北部州の隊員が中心となりイベントを企画しました。

当日は朝早くから、隊員、JICA専門家、隊員配属先関係者などの協力のもと準備が進められ、予定より2時間遅れで始まりましたが、どの企画もザビア人に好評でした!特に、習字コーナーではザンビア人の名前を漢字で書いてあげると、大喜びで「家で飾るよ!!」とニコニコして帰っていくのがとても印象的でした。

今後は、カピリンポシ(中央州、池田研中里さんの任地)、リビングストーン(南部州、木村君の任地)、キトゥエ(コッパーベルト州)、そして最後にルサカと8月までこのイベントは続きます。

40年かけて築きあげてきたザンビア人との信頼関係を再認識し、更なる飛躍を願う良い機会になれば願って、今後も影ながらイベントを盛り上げるお手伝いをしようと思っています。



宣伝のため街を行進する木村さん


会場を盛り上げる、バンド&バトン隊



会場で理数科パンフレットの説明・販売風景

最後はザンビア人と一緒にソーラン節!