2015年5月22日金曜日

EARCOME7に参加して



514日、フィリピンセブ島にて Difficulty in Initial Stage of Filipino Students’ Concept Formation of Geometric Figures」を発表してきました。

TSG7(トピックスタディグループ7)は、今回初めて設定されたグループです。主に幼稚園から小学校の低学年を対象とした研究です。9名中の2番目。昨年の苦い経験(発表中電気がシャットダウン)が頭をよぎりました。まあお城のようなホテルが会場だから大丈夫だろうと思っていましたら、またもやマイクがdoes not workでした。

 いつも研究発表では研究の背景からスライドを作成しますが、今回は写真のような三角形の図の提示から始めてみました。15分という短い時間で、「何をどのように伝えるか」、を前日まで粘って考えた結果です。
  さてさて、今回は他にもう一つお仕事(?)がありました。セブより南のミンダナオ島北部の町、イリガンというところで教師を対象としたセミナーで話をしてきました。中心者のブライアンさんがフェイスブックで呼びかけた結果、80名の参加者がありびっくりした次第です。おまけにラジオ局のインタビューも突然浮上し、「児童に考える時間を与えることの大切さ」を話させていただきました。
 

 

2015年5月1日金曜日

新年度のご挨拶


失礼します。2015年度がスタートして早1ヵ月が経ちました。

これまで院生室が3つに分かれていたのが,去年10月から2つになり,そして4月からは1つになり,馬場研究室のメンバーが1つの部屋で研究に勤しむ環境ができました。これは非常に大きな変化であり,議論が絶えないよい空間となっています。

さて,院生室も新たになったのですが,メンバーも新たに3名の学生を迎え,和気あいあいとしたムードで,時には研究などの真面目な議論をしたり,時には他愛もない話で盛り上がったりとしている現状です。

新しく入った3名の紹介を少しだけします。

・堀内 悠里(Horiuchi Yuri)さん
 
 愛知県出身,セルビアの数学教育の研究を行っています

・髙木 梓(Takagi Azusa)さん

 福岡県出身,ザンビアプログラムに参加希望です

Nur Robiah Nofikusumawati Peniさん

 インドネシアからいらっしゃいました

詳細はまた後日ということですが,全員女性ということで,華が増えることはとてもよいことです。院生室も清潔さが維持され,快適な研究生活を送れています。

そろそろ春を終え,夏に向かっていますが,4月の緊張感と忙しさで体調を崩すことがよくあるようです。皆さん,体調には十分気を付けて,頑張っていきましょう。