今回は,最近参加した学会のことについて書きます。先月は,福井大学で開かれた日本教師教育学会に、そして昨日まで秋田大学で開かれていた日本教育方法学会に参加しました。こういった学会は,大学院に入るまで,現場の教師にとって敷居が高いものだと考えていましたが,少数ながらも現職の先生方が参加されており、非常に刺激を受けています。教師教育学会では,自分の研究課題でもある現職教師の変容や教員研修のあり方に関して,最新の研究の流れを学ぶことができました。教育方法学会では,自分の研究発表をしましたが,発表を聞いて下さる方が意外と多く,貴重な意見をもらえました。これまで,授業実践の分析をいかに行うかについて課題としてきましたが,調査・分析ツールに関して新たな視点を得ることができました。また,学会が開かれた福井、秋田は全国学力達成度調査で常に上位にある地域ということで,その背景についての議論があり,非常に興味深かったです。
今後は,10月21,22日に早稲田大学で行われるアフリカ教育研究フォーラム、11月27,28日に東京大学で行われる世界授業研究学会(WALS11)にそれぞれ発表者として参加する予定です。来年からは忙しくなり,なかなか学会には参加できないだろうと考えているので,行けるうちに行っておこうと思います。実り多き秋になるよう、発表準備に精を出したいと思います。
石井洋
2011年10月4日火曜日
学会の参加を通して
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