こんにちは
M1 高木梓です。
10月1日より、青年海外協力隊の技術補完研修、派遣前訓練に参加するべく福島は二本松に来ています。
夏休み期間は研究室で訓練の事前課題をしつつ、現地での研究に向けて準備を行っていました。どのように子どもたちの思考を可視化できるかといった研究方法についての先行研究を調べたり、そもそも子どもたちの発達段階に応じた数概念獲得のプロセスとはどのようなものなのかを調べたりしていました。その中で、日本の学習指導要領がどれほど多岐にわたって検討されているか、また、教科書に意図されている活動の緻密さに気付くことができました。今後はザンビアのカリキュラムや教科書を再度分析し、問題点の所在を数概念形成という観点で明らかにしていきたいと考えています。
訓練では、現在語学の勉強と、どのように授業を作るのかということについての勉強もしています。英語での模擬授業がこの70日間の訓練で6回ほど予定されています。これからより本格化していくので、頑張りたいと思います。
4週間の研修・訓練を経て思うことは、IDECで学んでからここに来ることができて本当に恵まれているなということです。現地で何をしなければならないのか、どのような視点で実態把握を行い、授業をつくり、同僚の先生方と協力しあうのかなど明確なイメージを持ちながら訓練に臨むことができているのも、半年間、算数・数学教育や教育開発を学んできたからだと思います。
研究についてはこの70日間では多くのことはできないので、検査・調査の方法を中心にして考えていく予定です。
年末か年始には研究室に足を運ぶ予定です。
研究室のみなさんが恋しくてたまらない高木でした。
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