8月1日に、9月に修了する院生の修士論文発表会がありました。
2年間、人によってはそれ以上の間努力してきた成果が集約された発表です。
IDECは大学を卒業してすぐに院に進学する人だけでなく、協力隊を経験したり、一度社会に出てから国際協力を志し入学される方も多くいます。
留学生も多く、その大半は、それぞれの国の研究者や教育省関係者です。
誰もが自分の使命感や夢を抱きながら研究する2年間。
そんな発表を聞いていると、アメリカの詩人ロバート・フロストの"Stopping by Woods on a Snowy Evening"を思い出してしまいます。
その最後の部分を少し、、、
The woods are lovely, dark, and deep,
But I have promises to keep,
And miles to go before I sleep,
And miles to go before I sleep.
研究は、時に面白くやりがいあふれているものの、その過程にはさまざまな困難がいっぱいです。
どれだけ頭を振り絞っても、新たなアイデアや問題の解決法が何も出てこず、全く進まない状態が何ヶ月も続いたり、
進んでいるつもりでも、いつの間にか、また振り出しに戻ってしまったり、
問題を解決してもその先に、さらに大きな問題が待ちかまえていて、その繰り返しが続いていったり。
でも、進まなければならない理由があります。
もちろんその内容は人それぞれ違うものですが。
僕はいったいどこまで進めるのだろう、
そんな気持ちで発表を聞いていました。
さて、今日もがんばろう!
And miles to go before I sleep.
内田豊海
2008年8月4日月曜日
修士論文発表会
時刻: 月曜日, 8月 04, 2008
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