2008年11月19日水曜日

【国際協力出前講座】

ご無沙汰しています。M2の佐々木です。
ここ数日、急に寒くなって昨日は初雪を見ました!!
私と松山さん(協力隊では同期です。)は、2年ぶりの雪で、

それぞれに感慨深い気持ちになっていました。。。
今日の話題は、そんな寒さとは無縁のアツイ話題です!!
先日、市内の公立中学校と私立中学校へ、
国際協力出前講座に行ってきました。
国際協力出前講座とは、
協力隊経験者が日本でその経験や派遣国の紹介を行うというものです。

ザンビアから帰国して早8ヶ月。
今まで何度か出前講座をやったのですが、
日本の中学生に話をしたのは初めてで、とても緊張しました。
理由は2つあるのですが、
1つは自分が協力隊へ行くきっかけになったのが、
中学3年の時の公民の授業で協力隊について勉強したことで、
ちょうど自分のターニングポイントになった時期の子供を目の前に、
その話をするからです。
私の一回の講義位で、その後を大きく変えるなんて大袈裟だと思いつつも、
自分の経験を考えるとその可能性も否定出来ない気もします。
もう1つは、
自分がザンビアで教えていた子供達が日本で言う中学2・3年生で、
日本の中学生を見ると自分の教え子達を思い出すからです。
そんな緊張した気持ちもどこへやら、
聞き手の生徒達が、私の用意した写真やビデオに
反応を示し始めればこっちのもので、
ザンビアでの授業のように次から次へと会話を膨らませました。
未だに子供達とのやり取りはいつでも新鮮で、
自分の予想と違う反応が返ってくると、「そうきたか。。。」となります。
例えば、協力隊の家の映像を見せた時、汚いと言われるかと思いきや
「結構良い家じゃん☆★」と言われたり、
そんな一方で授業映像を見せている時に、
ザンビア内でも良い学校の映像なので、子供達が全員座れていて、
環境の悪さを伝えるのは難しいと思いきや、
「生徒達がギュウギュウに座っていますね!!」と言われたり。。。
自分の感覚が未だにザンビア的?なのかもしれません。
ここの研究室の日本人は皆協力隊経験者で、
あまりそのことを普段意識することがないのですが、
日本の感覚を知る良いきっかけになりました。

写真:中和さんの出前講座で、生徒に水汲み体験をさせているところです。
M2 佐々木

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