2009年1月28日水曜日

ミャンマーより明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
ミャンマーより木根です。

昨年12月中旬より、JICA教育プロジェクト(ミャンマー国「児童中心型教育強化プロジェクト(フェーズ2)」)の一員として、昨年も何かと話題になったミャンマーに来ています。

ここミャンマーでは4月に新年を迎えるため、12月31日、1月1日ともに、
何事もなく通常通り仕事をしておりました。
(ちなみに12月25日は、仏教国にもかかわらず休日でした。宗主国イギリスの影響でしょうか。)

しかしながら、1月1日はさすがに日本人として特別な想いを感じまして、
同僚の日本人専門家の方々と出勤前に、年越しソバの代わりということで、
ミャンマーの庶民的麺料理「モヒンガ」を職場近くの食堂で食べて、
ちょっとした正月気分を味わおうと試みました。
(添付写真は、そのときの様子と、そこで食べたモヒンガです↓)

またこの時には、写真で分かりづらいかもしれませんが、
こちらの一般的な服である「ロンジー」(布を筒状にしただけの、ズボンというよりもスカートのようなもの)を着ていたのですが、これがちょっとした袴のようにも感じられ、
若干、正月気分を出してくれるのかなと思ったりもしたところでした。

ちなみに、ロンジーはミャンマーの一般的な服でして、
私も普段から着用しているのですが、やはりスカートのようなものですので、
何かと股下が落ち着きませんね。
しかも、ベルトやゴムを利用して着用するのではなく、
ロンジーの端の部分を腰骨あたりで結ぶだけなので、
いつするっと落ちるか冷や冷やしながら着用しています。
ミャンマー人の同僚(特におばちゃん同僚!)からは、
毎朝必ずチェックが入り、ロンジーの結び方がなっていないと、
子どものように指導を入れられる日々です。

正月の話に戻ると、宿泊先には読売新聞やNHKテレビ放送もあり、
日本の年末年始の話に接することもあったのですが、
いつも通り平日のミャンマーにいると、何とも言えない違和感がありました。
1月1日の朝に「NHK紅白歌合戦」が放送されていた(これも不思議でしたが…)ので、
出勤前に少し見たのですが、その賑やかさが、
これから仕事に行く自分とかなりのギャップがあり、何やら寂しいものを感じてしまいましたね。

ミャンマーの正月である4月中旬はここでの滞在予定がないので、
結局、今年は正月のない年となってしまいそうです。
ま、これも面白い経験ということでしょうか。
皆さんの今年の年越しはいかがでしたか?
それでは、長くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いします。

木根



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