2009年9月30日水曜日

いってらっしゃい!!

またまたお別れの季節。
野中さん、原田さんがザンビアに行くための訓練に入ります。
馬場研も新しい方々が来られてまた新しいスタートお二人共体に気をつけて頑張って下さい!

しぶなぎ

We never meet without a parting.
なんてのを、日々感じるこの頃です。
IDECからも、どんどん仲間が巣立っていきます。
そして、新しい人が入ってきます。
寂しくもあり、新しい期待もあり。
とにかく二人とも、精一杯頑張ってナ!!!

MaSA M.

2009年9月29日火曜日

ドイツへの旅 ~澁谷が行く~

私は、今年、色々な国に行きました。
その目的は学会発表や研究調査などですが、ザンビア、ギリシャと回り、今回はドイツでした。

ドイツでは、私の研究主題の一つであるSLEという教材を開発したヴィットマン先生が主催するシンポジウムで発表を行いました。ヴィットマン先生は私がザンビアで行っている研究のことも御存じで、今回もいくつかのアドバイスや励ましのお言葉を頂くことができました。先生は、70歳という年齢をものともせず、今年だけで40回ほどの講演をこなし、さらにや休日には3000メートル級の山にも登られる、私にとってはスーパーマンです。

実は、私がIDECに来ることになったのも、振り返れば2005年、当時私立高校の教員をしていた私は進路に迷っており、ドイツのそのシンポジウムに参加し、ヴィットマン先生にお会いすることで刺激を受け研究の道に進むことを決心した、まさにその御方なのでした。

今回の発表、そして先生との再会。
研究で迷った時や苦しい時は、ヴィットマン先生のことを思い出して頑張ろうと誓った澁谷でした。

(写真は南部ドイツきっての観光地ミュンヘンの市庁舎・美しい!)

澁谷 渚

2009年9月26日土曜日

ぐっばい西条

もう9月も終わりに近づいてきました。
ザンビアへ行くまで残り3ヶ月、西条を離れるのに残り1週間となってきました。ほぼ毎日、送別会的な飲みで飲まされてます。

ザンビアへ向けて準備に追われつつ、引越しの準備をしていると、4年前の写真やら、日記やらが出てきて、ちょっと浸ってしまってます。

西条に、4年半前に来たことを思い出すと、時間が経つのは早いなぁと感じますね。
学部に入学したときは、自分がIDECに進学するとも思っていなかったし、ザンビアに行くとはまさか考えていなくて、そう考えると、4年後私は何してるのかと楽しみです。

そういえば最近、協力隊の研修のため、東京へ行ってきました。二日間の研修で、理科の実験をやってきました。久しぶりの理科の実験にわくわくしっぱなしでした。

しかも、同じ実験グループのメンバーに、なんと、なぎさシブヤさんの妹さんがいらっしゃいました。
会った瞬間すぐ、分かりました。
「この人やん」と。
似すぎていました。
東京に来ているのに、IDECにいるみたいで、ちょっと汗かきました。

ちなみに、写真はその研修のときの実験の様子の写真です。
隊員の方は、みんなステキな方たちでした。

10月からは二ヶ月間、二本松での研修です!はりきって、がんばってきます!!
ではでは、また二本松からもご報告します。
西条ばんざい。

M1 原田朋枝

2009年9月25日金曜日

ザンビアから ~渡邊奮闘記~

現在ザンビアにインターンできています、渡邊耕二です。

英語も大してできないのに、無謀にも英語圏の国に来ている私です。なんだかんだ言っても、生活するぐらいなら片言の英語でも何とかなるという感想でしょうか。エクアドルについたときよりは、語学への困惑度はまだマシな印象。絶対に一人でタクシー交渉とかできなかったもんな~。ま~、仕事となると全く別なんですが、、、とほほほ。

もし語学が不安で海外が難しいというイメージのある方がおられたら、それは冗談ではなく一歩踏み出てみることをお勧めします。共有できるものも言葉だけではなく、PCの使い方なりソフトウエア操作だったりとたくさんあります。
とはいえ、今回アフリカに来て「もっと勉強しなければ、、、」というのが一番簡潔な私の結論でしょうか。

ここでの一つの習慣をお話します。毎日ある決まった小さな出店で飴を売っているおじちゃんから飴を5つ買うことと、近くのコンビニちっくなところで水を買うことが習慣となっています。これは、毎日続けています。そのおじちゃんとは結構仲良くなりときどき飴をサービスしてくれたりします。このおじちゃんは、サンキューのことをサンチューサンチューといいます。ザンビアでもサンチューというのはこのおじちゃん以外聞いたことがない。サンチューて、、、私の知ってる英語ではない、、、でも私もサンチューサンチューと返します。おじちゃんのサンチューは私のザンビアの一コマです。コンビニちっくなところでは、毎朝水を買いますが、最近ではレジのおねーさんが名前は?日本人?とかいろいろ質問してくれるようになってきました。毎日のなんてことないテンポの繰り返しでも続けていると少しずつ自分の中や相手に変化があって、見た目は同じでもその中身は確実に違ってくる。いいね、こういうの。

滞在ももう少し。おなか一杯って感じでも、物足りないって感じでもない、なんだか不感症みたいな気分ですが、、、、

私は、テストを受けているときの子どもたちの表情が好き。ぜひいろんな数学の価値観を持ってもらって、かつ世界的に通用するあの記号の操作たちもマスターしてもらって、いい時間を過ごしてもらえたらなと思う。

M1 渡邊

2009年9月24日木曜日

突然の訪問者

皆様お久しぶりです。ザンビアの島本です。
今、我が家は停電中です。ちょうどご飯を炊いていたので、この後電気が戻ってきた後に、貴重なザンビア産コシヒカリが上手く炊けるかが心配です。

さてさて、先週火曜日の朝、学校に突然の訪問者が来ました。朝学校に着くなり同僚が、「お前の友達が来ている」と言っていましたが、その前日にタンザニアから同期隊員が来ていたため、昨日の話かと思い「友人はもう帰ったよ」と私が言うと、「違うあそこだよ!」と言われて視線をやるとなんとそこには渡邊さんがいました。渡辺さんは現在インターンシップでECZに来られていて、プレテストをしに南部州をまわっていました。

南部州に出張するとの話は聞いていましたが、まさか私の学校に偶然来るとは思わすびっくりしました。同僚いわく渡邊さんをみて「あれ!今日の島本いつもと違う・・・」と思ったらしい。ザンビア人にとっては、我々アジア人はそっくりに見えるみたいですね。私も赴任当初は、生徒の顔が同じように見えましたが、毎日接する中で区別が出来るようになっていく自分にちょっと驚いたりもしています。
そろそろ、夏本番です。体調管理だけ気をつけて、ザンビアライフ満喫したいと思います。

しまもと

2009年9月13日日曜日

メルボルンのすしと授業研究

 研究休暇を利用して、オーストラリア・メルボルンに来ている。このメルボルンはオーストラリア人が一番住みたいところだそうで、歴史的建造物(多くが教会)があったり、移民博物館もあったり、また景色もよいところである。最初はなれなかったトラム(路面電車)を利用して、街中を歩き回っている。すし屋(すしを売っているところという意味)が非常にたくさんあるが、日本のすしを想定して食べると、期待を裏切られる。  

 さて今回の訪問はMonash大学のSeah先生(シンガポール出身)が受け入れ教官だ。Monashだけではないが、オーストラリア全体が色々な制度を取り入れている中で、先生のように移民教員は珍しくないようで、日本の在り方を考えさせられる。先日、誰かの誕生日パーティで、一緒に飲茶パーティに連れて行ってもらった。その席でベトナムからの英語教師は、これまでタイやシンガポールでも大学教員をしたことがあると言っていた。日本の大学教員を取り巻く環境から見れば、随分と違う世界だ。  

 今回の出張では、自分で作った夕食をとりながら、持ってきた「官僚たちの夏」のビデオを見ている。先進的な取り組みをどんどんと行っているオーストラリアにいながら、日本の繁栄の時代を作り出していった官僚のドラマを見るというのは不思議である。ビデオの中の主人公は熱く、国内産業派と国際通商派の戦いは見ごたえがある。国際通商派が勝ったように見えて、しかし日本の自動車産業や電子産業の発達ぶりを見れば、国内産業派が勝ったと言えるのもかもしれない。いやむしろ、いずれでもなく、まったく新しい世界が開けたのかもしれない。事実、自分たちの後ろにいたはずの国々が、追い抜こうとしている。  

 訪問の主要テーマの一つ「授業研究」は、幸いなことにあちこちで話をする機会に恵まれる。シドニーでは大型授業研究プロジェクトの指導者Allan White教授に面会、22日にはMonash大学で発表もする予定である。自分たちが無意識に行っている実践を、このように外から眺める、もしくは外から眺められる機会があると、前提としていたものが洗いだされる思いがする。結局、日本のすしも大学教員を取り巻く環境も、日本の文脈では自然なのだが、実は必然ではないということだ。他方で「官僚たちの夏」のように歴史的に見てくると、今度はこれらのことが今一度必然性を帯びてくる気がするので不思議だ。  

 22日の発表では、内発的発展を基底におき、ザンビアにおける授業研究プロジェクトの議論をしたい。そこでは、ここで述べた文化相対性や歴史性についても、もう一歩踏み込んだ議論ができればと思う。ホテルでワインを飲みながら、このように色々なことを考えることができるのも、研究休暇の良い点だろうか。
 写真は順に、モナシュ大学内 研究室、教会と街の風景、教会内部。





2009年9月13日

馬場卓也

2009年9月10日木曜日

「カレカレパーティー」

ご無沙汰しています。
もうすぐJICAのインターンでマラウィに行きます、松山です。
それとは関係ないけど、食の話を・・・、って「また?」って感じですが、
シマの話もあった後なんで、バングラディッシュのカレーの話を書こうと思います。

バングラディッシュからの留学生ASADさんは、
夜になるとよく、カレーを作って来てくれる優しい男だ。
夜食で共に食べるカレーは、筆舌に尽くし難い美味さ。
とは言っても、毎日はちょっと・・・。
それはさて置き、とにかくおいしいものは幸せを運ぶ。
そんなカレーを、どのように作っているのか、
3度ほどASADさん宅で拝見させてもらった。

彼はたまに、塩を入れ過ぎることが分かったので、
私は塩の量の監視役に就いた。

彼はたまに、グリーンチリを生でかじる。
真似してみたら大変なことになった・・・。
ついでにそのグリーンチリの汁がついた手で、
目などをこすったら、も~悲惨やで、ホンマ。

カレーを食べながら、時々グリーンチリも誤って食べてしまうことがある・・・。
すると幸せが一気に吹き飛び、ハイパー激辛地獄に叩き落される。
すかさずASADが蜂蜜をくれる。
甘い男だ。
バングラでも、子どもが誤って食べてしまうと、そうするらしい。

グリーンチリを、初めて食べた人はすごいと思う。
人間の食べ物だと思ったのだろうか。
同様に、納豆を初めて食べた人もすごいと思う。
普通なら、最初は食べ物じゃないと思うんじゃないだろうか。

苦難や疑問、それを乗り越えた先にあるモノ、
または、そこから創り出すモノ、それが大事なんだな。

どうであれ、世の中には、おいしい幸せが一杯だ。
今度はASADさんに何か作ってあげよう。
M1 松山

2009年9月2日水曜日

「シマシマパーティー」

こんにちは、1月からシマを食べ始める予定の野中です。

8月の最後の日はシマを食べました。 シマはザンビアの主食です。
シマ隊長なぎさしぶやさんを中心に盛大に開催されました。
白くて、もちもちしてて、もちみたいでした。
もちでした。
塩が入ってたらもっとおいしいのでは!?と感じました。
清水先生の奥さんは、砂糖が入ってたらもっとおいしそう!と言われていました。
僕も砂糖が入ってたらもっとおいしそうだなと感じました。
おかずは鶏肉を揚げたものと、キャベツを炒めたものと、トマトソースでした。
2年間やっていける!!と思いました。

写真はシマ隊長なぎさシブヤさんと、ザンビアから日本にシマを伝えたナチさんです。
ナチさんは相変わらずイケメンでした。
さて、明日から技術研修のために東京に行きます。準備物に、ペットボトル、れもん、じゃがいも、ゆでたまご、雑巾、はさみ、カッターナイフ、空き缶などがあります。
すごく荷物がかさばります。今から卵をゆでてやろうと思います。


M1 野中