こんにちは、餃子が有名の栃木県宇都宮市出身、M1の益子です。いつか馬場研のメンバーに餃子を作って振舞おうと思いつつ、全く出来ていないでいます。
本日、馬場研に入ってから二回目のマスターゼミでの発表がありました。僕の研究テーマは「ザンビア基礎学校における数学的な考え方を促進する授業開発」で、今回はザンビアの数学的な考え方をどのようなものか分析して発表しました。
ザンビアのシラバスを分析してみたのですが、数学的な考え方はあまり多く見つかりませんでした。数学的な考え方に関する記述は少なく、重要であるという記述はありますが、実際はそれほど重要視されていない、というのが現時点での分析です。しかし日本の数学的な考え方の観点から分析したので、偏った分析になっていたかもしれません。今後は日本の観点からではなく違った視点から分析して、より明確にしていきたいと思っています。
今回も馬場先生をはじめ、みなさんから多くの意見・アドバイスを頂いたのでそれに基づいて研究を進めていこうと思います。
2012年10月29日月曜日
Master seminar
ラベル: Daily story, 益子 聡
2012年10月25日木曜日
What Indonesian Schools Shall Learn from Japan’s
Having a chance to study in Japan is indeed very meaningful experience in my life. In previous year of my study, me and our course friends were having an opportunity to have school visits in some elementary schools, junior secondary and vocational high schools in Japan.
From visit to these schools, I found out that there are many differences which Indonesian schools or educators shall learn out of, and among others are:
School preparation :
The condition above offers us some lessons for all schools and educators around the world. As for an Indonesian, I saw how Japanese schools offer different environment and situation for children to learn. Though some efforts have been made to create a character building environment and funs learning for children, many children were still seemed to be passive in learning. In non lesson time, many children only stay in the canteen, chatting with friends or playing games or sports. There are no activities like observing pets, plants, insect as in Japan. And those who play games or sports, when they have to come to the class for lesson, many of them were still left on the field or canteen, or come to class but without concentration because they were very exhausted and hungry after playing.
2012年10月22日月曜日
チャレンジ精神
先日京都大学数理解析研究所の望月新一先生が、数学の難問「ABC予想」を解決したと発表された。私はその証明法や数学的なアイディアは、全くの全く理解なんてできないが、これが証明されれば、350年間未解決問題であった「フェルマーの大定理」の証明も一気に簡潔になるそうである。なんとなく、ケプラーの法則がニュートンの微分積分学によって、今では数学の本に例題として載っていることに似ている。
それはそうとして、最近では世紀の難問として名高かった「ポアンカレ予想」が
2000年代前半に解決された。
フェルマーの大定理は、谷山・志村予想を解決することで、証明が与えられた。その過程には、岩澤理論が大きな役割を果たしたそうである。ポアンカレ予想には、サーストンの幾何化予想を解決することで、証明が与えらた。ポアンカレ予想は、トポロジーという分野の問題であったそうだが、その証明には、微分幾何学の考え方などがフル活用されてたそうである。これらの問題に関わった数学者の中には、その解決に至らず、日の目も当たらなかった方も大勢おられたといい、その難しさが実感できる。
このような一般に難問に対する数学者の研究だけでなく、一般には分かりにくいが多くの数学者が、数学的な問題を解く(新たな定理を発見する)ことに努力されているのだろう。
この前、ある数学者が、「子どもたちは、数学者が日ごろ取り組んでいる数学の問題を解決する、ということに近いことを算数・数学の授業の中でしている」、と話をされているということを聞いた。まさにその通りだと、納得した。
子どもたちが取り組む数学のレベルは全く違うが、始めている体験する問題やアイディアに触れるときに感じる感覚がとても似ているということを言いたかったのだと思う。
数学者あるいは科学者が、新たな問題に立ち向かう姿勢というのは、程度の差はあれ、子どもたちも普段から感じるもので、それを感じてもらうようなことを算数・数学の中で大切にする必要があるのだと思う。
数学者から学ぶ教育的な側面は、その内容ではなく、そのチャレンジ精神なのではないだろうか。
最近では、分数を計算からその意味まで完全に習得している人が、分数のここが難しいとか色々話をするが、それと同時に、子どもたちが難解なものにチャレンジするという感覚を大事する見方も大切なのではないだろうか。
理解あるいは解決が難しいようなものにチャレンジする感覚を大切し、また意図的に体験しながら、子どもたちの学習成果をみていくような研究が続けられればいいな、と思います。
2012年10月18日木曜日
Bangladeshi Curry party with Math LAB Members
We (me and Subadi) arranged a Bangladeshi curry party with professor and all of the Math LAB members of IDEC in October 4, 2012. Usually Bangladeshi curry is very delicious but little bit spicy. I cooked three types of curry and rice for them in that day. I used little spice to make the curry because they (Japanese and others) are not so habituated to eat spicy curry. One of my Bangladeshi friends Dr. Md. Nazrul Islam Mondal, researcher in Engineering faculty, Hiroshima University and Mr. Subadi helped me a lot to cook these curries. According to the opinion of professor and other members, all of the curries were so delicious and not so hot (spice). Especially professor Baba is very familiar with Bangladeshi foods as he had so many experiences with those. He mentioned that the curries look like Bangladeshi but test is little bit different because of spice.
ラベル: Event, Khan Md Mazahar
2012年10月15日月曜日
教材研究
11月にザンビアから6名の研修生が来られ、3週間にわたり「教材研究」「授業案作成」「附属小学校での授業実践」に取り組まれるそうです。そこにお手伝い的にかかわることになった私は、初めて教材研究にとりくんだ教育実習のときのことを思い出しました。
研究授業は社会科「野菜作りの農家の工夫」でした。一週間ほど農家に通い、インタビューをもとに農家の工夫を見つけ出すことからはじめました。収穫時期をわけるために種まきを一週間ずつずらすことや、年間仕事量を平均化すること、土地利用の工夫など私自身が感動したことを覚えています。(笑い話ですが・・「嫁にきてくれ」とまで言われるほどのつきあいとなりました。)
さあ、次は集めた農家の工夫(素材)をどう料理して授業にのせるか考えます。背丈の異なるトウモロコシ畑の写真を提示して「どうしてこうなっているんだろう」と問いかけ、野菜農家の苦労や工夫を考える授業を行いました。
通常、教材研究は単元の目標や他の単元とのつながり、前後の学習内容や習得状況など、学習指導要領や教科書、指導書などを参考に研究します。
2012年10月11日木曜日
A Succinct Overview of Helsinki
One
month ago, on September 10, 2012, I was leaving Japan to go to Helsinki,
Finland, in order to attend, as a presenter, the 18th Mathematical Views (MAVI)
Conference, which took place from September 12 to 15, 2012 at the University of
Helsinki’s Department of Teacher Education. Although my visit to Finland was
focused on attending MAVI-18, meeting some top-of-the-line researchers in
teacher's pedagogical thinking and mathematical knowledge for teaching, and
writing my proposal for presenting at CERME 8, I had a few chances to visit
some must-see spots in Helsinki, a vibrant city named this year the 2012 Design
Capital of the world (http://wdchelsinki2012.fi/en), with high fashion,
cutting-edge-technology, and classy architecture everywhere. A succinct
overview of the most notorious places I visited there follows:
Korkeasaari (http://www.korkeasaari.fi/en/services/visitorinformation): A large island in the central Helsinki, in which the Helsinki Zoo is located. This zoo hosts 150 animal species and almost 1000 plant species. I visited this island as a part of the guided tour offered by the MAVI-18 organizers, in order to see the “Night of the Cats”, an event in which the visitors have the opportunity to get to know how feline predators are fed. We went there through a 15-minute ferry connection from the Market Square.
ラベル: Event, Orlando González
2012年10月8日月曜日
科研打ち合わせ会議
発表者
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内容
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馬場 卓也
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全体説明
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池田 秀雄
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基礎研究(A)「日本が実施したアジア・アフリカへの理数科教育協力の効果に関する総合的研究」
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木根 主税
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数学教師教育研究における教師のアイデンティティに関する研究
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石井 洋
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ザンビアにおける数学教師の自己調整学習に関する研究
―授業研究の教師集団に着目して―
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内田 豊海
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制度の受容に伴う文化変容に関する考察
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松原 憲治
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資質・能力の育成を目指した理数科教師・研究者の実践共同体形成
―ニュージーランドの事例から―
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高橋 与志
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企業内人材育成と実践共同体
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中和 渚
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各ゾーンにおける授業研究の発展、深化、課題、特徴
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オルランド・
ゴンザレス
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Literature Review on Mathematics Teachers’ Professional Competencies: Focusing on Weigand(1977) and TEDS-M Frameworks
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石原 伸一
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教師の職能成長における制度と自主性―ウガンダ中等理数科現職教員研修プログラムを事例に―
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小坂 法美
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教師のライフヒストリー研究に関する動向
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馬場 卓也
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今後についての全体議論
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2012年10月4日木曜日
Rwandan Food.
ラベル: Immaculee UWINGABIRE
2012年10月1日月曜日
「JICA出前講座パート2」
ラベル: Daily story, 野中 俊和