2007年11月19日月曜日
これは何でしょう?
これは、IDEC(国際協力研究科)7階の男子トイレです。
どこにでもあるごく普通のトイレでですが、
よく見ると、日本のトイレには普通ないものが置いてあります。
見難くて恐縮ですが、便座の右上、
トイレットペーパーの隣に立っているのは、
水の入ったペットボトルです。
猫よけ?
いやいや、ここは7階です。
なぜ、ここにペットボトルが置いてあるかピンと来た方は、
きっと異文化経験が豊富な方でしょう。
実は、これトイレで用を足した後、
お尻を洗うために使う水です。
イスラム世界ではトイレで紙を使わないそうです。
私自身は一度ごく短い期間ですがタンザニアを旅行したことがありますが、
トイレには必ず蛇口がありました。
実際に試したことはありませんけれどもね。
何とも、所属学生のうち約半数が留学生であるIDECらしい光景です。
尚、最上階にはムスリムの学生のための簡易礼拝所もあるそうです。
辻本温史
ラベル: Generalなお話, 修了生
2007年11月12日月曜日
Stages of solving mathematical problem
Nowadays, I am translating an article about the system of mathematical problem-exercise into English. In order to be aware what I am doing; first, I needed to understand the mathematical problem solving stages or strategies which is proposed by George Polya. Let me introduce this strategy to you little bit. In order to solve a mathematical “tough” problem, ask yourself these 4 questions:
1. What do I know?
- List the facts or information given in the problem.
- Underline or circle any key words, such as factor, multiple, area, or perimeter.
- Watch out for mixed units!
- Express the facts in math symbols, if you can.
2. What do I want?
- Describe the goal, what the problem is asking you to find.
- Underline or circle any key words, such as sum, product, next, or not. (Small words are easy to miss!)
- Express the goal in math symbols, if you can.
3. What can I do?
- Combine the given facts. Can you get closer to the goal?
- Try a tool from your Problem Solving Tool Box.
- Do one little step at a time.
4. Does it make sense?
- When you get an answer, always look back at the original problem one more time.
- Does your answer make sense?
- Do you have the correct units (inches, cm2, kg, etc.)?
- Can you think of a way to confirm that your answer is right?
Problem solving tool box
- Draw a diagram or picture.
- Act the problem out, step by step.
- Make a systematic list, chart, or table.
- Look for a pattern.
- Simplify the problem.
(Try it with smaller numbers.) - Restate the problem in another way, or look for a related problem.
- Think about “Before” and “After” situations.
- Work backwards.
- Guess and check.
2007年11月9日金曜日
ザンビア・プログラム-実践と理論の融合を夢見る実験室
私(馬場)にとって記念すべき第一回は、ザンビア・プログラム(正式名称IDEC-JICA連携事業)について書きたいと思います。
この青年海外協力隊と大学院の双方を一気に行ってしまうという画期的なプログラムは2002年に始まりました。私自身は、立ち上げが終わってそれが軌道に乗り始めたころから、院生の指導の点より関わり始めました。このプログラムの潜在性については非常に大きな期待をしています。




さて、まだまだ続くこの実験。一体、次は何が起きるのか、楽しみです。
馬場 卓也
ラベル: Studyについて, ZAMBIAについて, 馬場 卓也
2007年11月5日月曜日
IDEC Festival 〜シマ屋台〜
今まで10年ほどの国際協力研究科の歴史の中、大学祭には参加していなかった模様ですが、今年は初めて参加することになりました。「IDEC Festival」ということで、大学祭のメイン会場である総合科学部ではなく、IDEC前の広場で出店や歌やダンス、写真展に至るまで全てのイベントをやっちゃおう、という、こじんまりしているくせにちょっと大掛かりな企画です。
私たち馬場研は、現在研究室に9名の学生がおり、そのうちモンゴルのオユーナさんを除いてすべてアフリカ東部(6名ザンビア、1名ケニア、1名タンザニア)での2年以上の生活と理数科教師の経験を持っているという、かなり異色の研究室になります。どちらの国でも主食はウガリやシマと言われているもので、とうもろこしの粉を練り上げたものになります。それを手でにぎってくぼみを作り、おかずをいっしょにつまんで食べます。そんなわけで、ぜひ馬場研でアフリカ料理の屋台を!という話があり、シマの屋台を出すことになりました。

最初は不安な中でスタートした屋台も、看板娘の中村さんのお嬢さんに助けられ、また有馬さんはシマの宣伝をしお客さんを獲得する、営業力という隠れた才能を遺憾なく発揮し、前日からのメンバーの中和さん、辻本さんも含めがんばった結果、4つの屋台の中で一番乗りで完売することができました。特に、アフリカ体験者には本当に懐かしい味となり、またはじめて恐る恐るシマを食べる人にとっても「和菓子でこういう味あるよね?(落雁のことでしょうか)」とか、「ふぅん」とか、まぁいろんな感想を持って食べてくれたようです。特にキャベツとビーフシチューは大人気でした。私たちが楽しんでいたシマを皆さんにも楽しんでいただけたことは、我々メンバーにとってもとてもうれしい体験でした。馬場研の隠れメンバーである、研究員の加藤さん作成のザンビアプロジェクト紹介パネルも学部生などが興味を持って見ていました。そして、辻本さんの関西パワーで多くの人がザンビアプロジェクトのチラシをもらって帰っていきました。



山田 恭子
2007年10月29日月曜日
習熟度別クラス編成
先週の火曜日は、先日西藤小学校にて参観した授業の、ビデオ鑑賞会を行いました。4年生の面積を求める授業です。少人数制で、ばっちりコースとチャレンジコースに別れての授業でした。
直接授業とは関係ないのですが、習熟度別のクラス編成について、少し考えさせられました。モンゴルでは、かつて習熟度別クラス編成の時期があり、その結果、下の方のクラスが伸び悩み、今では、「同じクラスにした方が、学力の低い子でもそれなりに伸びて行く」というスタンスが取られているそうです。
私自身は、習熟度別クラス編成賛成派ですが、それも確かに一理あると思いました。ただ、一斉授業だと、授業の進め方が難しいんですよね。できる子が高度な質問をした時に、どの程度、できない子にもわかるように説明をするかというのは、教師なら誰でも直面する問題だと思います。学力の高い子には紹介してあげたい事例であっても、学力の低い子だと混乱するのが目に見えていたりしますし。逆に、できない子が勇気を持って皆の前で質問をしてくれた時も、どの程度、他の子供たちの時間を奪ってよいものか、悩みます。皆のためにもなるようなやり取りであれば構わないのですが、明らかに平均的学力の子供が既に常識的に理解しているような内容であれば、その授業とは別に指導時間を取るべきです。ですが、折角頑張って質問してくれているわけですから、プライドを傷つけないように、やる気を萎えさせないように配慮しなければなりませんよね。習熟度別クラス編成にしなくても、T.T.でかなり補完できると思いますが、私は習熟度別クラスが好きです。習熟度別の方が、「自分のための授業」と感じてくれる生徒が多いと思うのです。自分のための授業だったら、手抜きもできないでしょうし、むしろ楽しみながら学習できると思います。できる子は、できない子に遠慮しなくていいし、できない子は、できる子に遠慮しなくていいのですから。
前に勤めていた学校の同僚は、「習熟度別にすると、下の方のクラスは、具合のいいアイデアが生徒たちから出てこねぇんだよ」と言ってました。その状況も十分想像できます。学力の高い子の考えからヒントを得たりして行くうちに、できない子もなんとなく伸びて行くというところでしょうか。実際にどちらがいいのかは全くわかりません。難しい問題ですね。
…と、まあ、「今後このブログは真面目なことを優先して書いていく」というルールができたので、頑張って真面目な内容を書いてみました。ってか、ちょっと疲れました。。水曜日にはIDEC-JICA勉強会がありましたが、それについては割愛させて頂きます。
松永 彩
ラベル: 修了生
2007年10月12日金曜日
2007年10月9日火曜日
最後の日記
みなさまご無沙汰しております。
9月で卒業した小坂が最後の研究室日記を書いています。
とにかく、馬場研究室の二年間は長くつらいものでしたが終わってみればとても充実した二年間でした。
馬場研究室の素敵なところは学生どうしが互いに学び合おうという雰囲気があることです。
私は特にドクターの皆さんにお世話になりいつも真面目な話をさせてもらっていました。
やーとにかくよかった。
けれども、やはり学生というのは時間などにさほど縛られることがなかったので、東京で満員電車で職場に通っている今から当時を振り返ると、ちょっとお気楽でよかったな〜と懐かしく思っています。
ジュニア専門員で今東京の新宿で働いていますが、同じフロアーに今年ジュニア専門員となった菊池さん、同期に文化の三宅さんがいるのでとっても慣れないですがうつ病にまではなりそうにないです。
こうやってIDEC卒業生と一緒に働けることとてもうれしいです。
ではでは
みなさま
お元気で
小坂法美
ラベル: Generalなお話, 修了生