4月から神奈川県の公立中学校に勤務して7ヶ月が過ぎました。
4月当初は全く学校の雰囲気がつかめず、何もしていないのに非常に疲れる毎日でした。
1学期の後半から少しずつ学校に慣れてきましたが、まだまだです。
先ず私の勤務する学校の紹介をします。
市内には6つの中学校がありますが、私の学校は唯一荒れていない中学校だそうです。
それでも授業に出ない生徒がいるので、授業がないときには生徒を探して学校を歩き回ることも何度かありました。
日本の学校と私の住んでいたザンビアの学校。
ザンビアにいるころは日本の教育はすごいんだと確信していましたが、種類は違っても大きな問題を抱えている点では同じであると感じています。
授業ですが、私は1年生に属しているので、1年生の数学の授業を持たせてもらっています。
少人数で行っており、5クラス各18人の週3時間で行っています。
研究授業で「つまらない」といわれたり、まだまだ問題が山済みで正直気が遠くなる毎日で、自分らしい授業のスタイルを見つけることが7ヶ月たってもまだまだ出来ていません。
生徒にとって分かりやすかった授業は生徒がすごくやる気を見せるので分かりやすいです。
少しでも数学を好きになってほしいと思うのですが、まだまだこちらも試行錯誤です。
私は1年目なので、校務分掌の中ではほとんど役割はありませんが、委員会や部活動などを任されています。
特に部活動は教員の高齢化に伴い、若い教員が大所帯の部活動を任されており、私も例外ではありません。
現在部員70名のバドミントン部の顧問をしており、休日はほとんどないです。
でもこれが楽しい!
生徒指導は上手くできない、授業もイマイチの私にとっては、これが心の支えです。
毎日体育館で生徒と共に笑ったり出来るのは、本当に嬉しいことだと実感しています。
これからもっと授業を磨き、来年は担任を持たせてもらえるように頑張りたいです。
毎日のように教頭先生には怒鳴られるし、生徒にはココロを抉られるようなことを言われて落ち込むこともあります。
でも理由は良く分からないけど、教師になれてよかったなとしみじみ思う毎日です。
石田真実
2007年11月20日火曜日
近況報告
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