2007年12月31日月曜日

最高の調味料

私事ばかりですが、先日、バングラディシュの留学生が、
夕食に招待してくれました。
日本人7名、バングラディシュ人2名、モンゴル人1名、
ウズベキスタン人1名の計11名が、
ウズベキスタン人の家に集まって、
バングラディシュ料理をご馳走になりました。
スパイスと一緒に炊いたご飯はとてもおいしく、
スパイシーなカレーとよく合いました。

さて、ここで、料理をどうやって食べるのか?

という問題があります。
バングラディシュの場合、本来は手で食べるそうですが、
最近はスプーン等の食器を用いて食べることが多いそうです。
アフリカで手を使って食べる食事には慣れている私、
最初はスプーンを使っていましたが、
途中から手で食べました。

慣れていないと「手で食べる」ということに
抵抗があるかも知れませんが、
手を使うことで、驚くほど料理の味が変わります。
例えばザンビアの主食はシマといいますが、
これをスプーンや箸で食べても、
ちっともおいしくありません。

異文化を味わうために、食ほど根源的なものは他にないと思います。
様々な文化的背景を持った人々が集い、異文化の料理を共に食し、
それぞれの国の文化の話に花を咲かせる・・・

とても貴重で楽しい経験でした。


辻本 温史

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