私事ですが、最近、TOEICの勉強をしています。
先日、馬場先生と生協の食堂で一緒になったので、
その話をしたところ、語学力について考えさせられる話を聞かされました。
「ゼミでの英語を聞いてても、
うちの学生はある一定のレベルには達しているけれど、
もうひとつ上のレベルへいかなければいかんよね。」
・・・どういうことかと言いますと、馬場先生によると、
「言葉を適切に使う技術」
「その場で文脈を作る能力」
が足りないそうです。
言葉を適切に使うというのは、
議論をするとき、言いたいことに対して、
適当な言葉を選んで使うということだと思います。
また、例えば難しいことばや抽象的な概念を
より簡単な言葉で説明する能力も含まれているかと思います。
また、その場で文脈を作る能力というのは、
例え初対面の相手や自分の研究のことを全く知らない人が相手でも、
自分の言いたいことや研究について適切に相手に説明できる能力だと思います。
日本語でも難しいこれらの能力ですが、
国際協力の場面において重要な力であることはその通りだと思います。
例えTOEICのスコアで990点取ったとしても、
馬場先生の仰るような能力がついているとは言えません。
つまりTOEICの点数で満足せず、
より高い英語力を身につけるために努力しなさい、
ということなのでしょうね。
もっとも、私はまずTOEICで点数を取るところから
クリアしなければならないのですけれども。
辻本温史
2007年12月12日水曜日
TOEICより大切なもの
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