以前フィリピンの離島に滞在していた時に使っていたノートから、
必要な情報を抜き出していたら、ある一節を見つけた。
「それにしても、日本での私たちの暮らしを振り返ると、豊かな暮らしを享受しているはずの私たちが、まだ起こるとも起こらないともわからない漠然とした将来の不幸に対する不安から、‘生’が実践されている今という時を、ほとんどその保障のためにあてがっていることに気づく。私はあの男の人のさわやかな表情をいつまでも心に留めておきたいものだと思った。」(インドの樹、ベンガルの大地より)
南の国の人特有の緩慢なうごきと、からっとした笑みを何ともなく見ていると、
かなり前にインドで描写された一節に、再び息が吹き込まれたように感じる。
何かとやることが多かった日本から抜け出し、
熱帯の湿気に包まれてスコールを眺めていると、同じ世界でも場所によって時間の
流れ方がずいぶん違うのだなあと思ったりする。
雨季の入り口にさしかかっているルソンより。
Taikai Takahashi
2011年6月23日木曜日
◇過去の記憶とスコール◇
2011年6月14日火曜日
深い~い話

先日、なるほど・すごいな・やっぱりな、と思う話を飛行機の中のラジオでききました。
それは王貞治氏が、インタビューに答えている場面でした。王さんはイチローの凄さをを語っていました。
「彼はある意味僕と似ていて、どんな記録を打ち立てようとも達成感というものを感じないんですね。」
「僕はいつも子どもたちに野球がうまくなるにはどうすればいいか聞かれるのですが、いつも答えるのはとても単純なことなんです。毎日練習をし毎回努力すること、これが大事だとね。イチローも同じことをやってきたんだとね。子どもたちにとってあまりインパクトのある話ではないですが・・。」
これを聞いて思ったことは、凄い人だからこそ人の凄さがわかる、ということです。凄くない私などは、イチローはいつも冷静沈着、自分をコントロールできる人だなあ、くらいにしか感じていなかったけれども、王さんは違っていました。「達成感を感じない」なんて、なるほどな・すごいな、やっぱり王さんだな、とつくづく思いました。
On the airplane from Tokyo to Hiroshima yesterday, listening
to the radio, I heard the soft voice. That was Oh Sadaharu’s. He is the one of the famous baseball players in the world.
When I was a child, he used to be a hero that made a world record, 756 home runs. I clearly remember the scene he hit the home run, because it happened on the day of summer festival of my tiny village during summer holiday.
In the program on the radio, he answered the interview, “In a since Ichiro is similar to me because he has never felt a sense of accomplishment whatever he has made some records.”, and he continued “I always advised children that the most important thing to improve your skills was just practicing baseball every day and making an effort every time. Ichiro dose the same. The only thing he has done is practicing continuously and strictly. The advice I made does not give an impact to them but very important.”
To my impression, a great person knows what “a great” is. I thought Ichiro is a person who has a character of self-possessed and can put himself under the control. In a contrary, Mr. Oh Sadaharu focuses on a sense of accomplishment as a factor of Ichiro’s success. It is a deep insight that the person who did the same things could say.
ラベル: Daily story, 新井美津江
2011年6月2日木曜日
最近のデジカメ事情
最近のデジタルカメラの流行といえば・・・
裏面照射型CMOSセンサー!!
さて、この裏面照射型CMOSセンサーとはいったい何なのかを大雑把に説明します。
基本的にカメラのセンサーには大きく分けてCCDとCMOSという2種類のセンサーがあります。
少し前までのセンサーは大体がCCD。基本的にCCDの方がCMOSよりもきれいに撮れるってことでデジタルカメラは大体がCCDでした。
しかし、裏面照射型CMOSセンサー搭載モデルはCCD搭載モデルに比べて「高感度」、「ノイズが少ない」、「ダイナミックレンジが広い」等の特徴を持ち、「暗いところでもよく撮れるカメラ」として最近では定着しているのです。
さてその仕組みはといいますと、従来のCMOSセンサーはどうしても光を受ける面の上に配線がかぶさるような仕組みになっていて光を全部受け切れなかったのに対して、裏面照射型CMOSセンサーはこの配線と光を受ける面を逆にすることによって光をより受けることが出来るようになったのです。これが暗闇でも強い理由です。
どうしても暗い場所での撮影になってしまう学会発表・・・うまく撮影できなかったことは無いでしょうか?
そんな皆さん、ぜひこの裏面照射型CMOSデジカメをお試しください。
ラベル: Daily story, 須藤 絢
2011年5月11日水曜日
震災から2カ月
私たちの日本に深刻な影響をもたらした、3.11の未曾有の災害から2カ月が経つ。全世界、日本全国、広島大学内も含め、これほど復興支援のムーブメントが大きな波となって拡がることは、過去になかったのではないだろうか。それだけ、この復興と人々の精神的ダメージの回復には膨大な時間を要するだろうことが、その裏側にはある。
東北の知人や、現地に入った人の思いを聞くと、ある共通したことが含まれていることに気付いた。それは、これだけ甚大な被害を受け、身も心も大きな疲労に包まれているたくさんの人がいる中で、しかし、圧倒的大多数の人は、震災の前も後も変わらぬ生活を続けているという事実であり、被災した土地からそうでない土地へ移動したときに、その世界の違いに驚くというものだ。あるいは、被災地の中でも瓦礫のすぐそばには坦々とした人々の日常の営みがそこに在り、外から入った者はその光景の中にある、凄まじい現実と、人々の変わらぬ日常の営みという二つのもの混在に、ある種のギャプを感じる。でもそれは、被災地の人が、現実を受け入れ(そうではない人もいる)、力強く復興の根を大地に下ろし始めているサインなのかとも思う。
また、その世界の違いというものは、私たちが遠く離れた被災地が、今はどうなっているのかという想像力を働かせるときに、それを難しくしている要因であるようにも思う。実際に見えないもの、思いを想像することは簡単ではない。ましてや、あれから2カ月が経った。人々の関心は時間の経過に反比例していくものだ。この遠く離れた土地でできる数少ないことの一つは、思いを風化させないことだ。被災地への人々の関心を、細く長く繋げていくことなのだと思う。震災から2カ月という今日、ここに思いを投稿させて頂いたのも、自分を含めた人々の思いを風化させたくないという、一つの戒めであるかもしれない。
かつて集落のあった場所(相馬市)
2011年4月29日金曜日
アフリカ教育研究フォーラム
先日、神戸大学にてアフリカ教育研究フォーラムに参加してきました。
ザンビアから帰ってきて、3ヶ月ということで、できれば自分自身発表もしたいと
思っていたのですが、準備等が間に合いそうになかったので、今回は見送りまし
たが、次回は発表に挑戦したいと思っています。
このフォーラムの特徴は研究発表がもちろんメインなのですが、それ以外にも研
究の進捗も発表して、ほかの人たちの意見をいただくことができるので研究の過
程も勉強できるという、非常に面白いシステムになっています。さらに今回はお
茶ノ水女子大学の内海先生が退官されるということで、発表とは別に「先生のこれま
で人生」みたいな話もあり、2日間とても多くの知的な刺激を受けて帰ることがで
きました。
研究は発表する時間よりもはるかに長い時間をかけて準備します。その膨大な内
容をプレゼンテーションのその刹那に理解してもらうというのは非常に難しいこ
とで、表現の方法なども工夫しないといけないという独特の難しさがあるように
思います。
今回は、われらが石井さん(D1)が優秀発表賞を受賞し、「研究の励みになる」
と語っていました。
是非、自分もいい発表ができるように、これから研究もがんばっていきたいと思
います。
2011年4月6日水曜日
どうもありがとうございました。
少し遅れましたが横浜から澁谷です。 馬場研の皆様、送別会どうもありがとうございました。 2005年から在籍し、早6年。私はザンビアに長期滞在していたこともあり、通算3年くらいしか物理的に研究室にはいなかったのですが、ほとんど家と化した便利のいい机、その周辺を片付けて引越しするのはとても不思議な感じでした。 修了式後、いくつかのミーティングがあり新しい同僚の先生方にもお会いしました。研究室にも入り、相部屋の先生ともご挨拶しました。自分のまわりにあるものは、見慣れたものですが、環境が変わるとまた違ったように見えてきます。 博士論文を書き終えた後は心にポッカリと穴が空いていましたが、また少しずつ自分にやれるテーマや残された課題に取り組もうという気持ちがわいてきました。みなさんの研究の話もよい刺激になると思いますので、また出会った際には色々とお話を聞かせてください。 馬場先生、馬場研のみなさんには言葉に表現できない程お世話になりましたことを、心より御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
Dear all Thank you so much for your encouragement, support, and cooperation you have given me. I have learned so so so--- many things that I even can not write here. I am now in Yokohama, preparing for my new job. I feel a little anxious, because the environment around me has completely changed. How could I quickly get used to be called 'Sensei' after being a student for a quite long time? At the same time, I feel excited so much, because now I can investigate more what I can/should do in terms of research and teaching in university. Anyway, I hope all of you will conduct interesting research in our lab and I am looking forward to reading your paper in the near future. I miss you all and thank you very much for the last few years. Yours, Nagisa Shibuya(Nakawa)
2011年3月31日木曜日
Study on Teaching Strategies and Pupils’ Cognitive Skill in Primary Mathematics in Niger State, Nigeria
I am Fatima Jella Sulaiman (Manu) by name. I am from Nigeria a master’s student year one under the supervision of Baba sensei (Professor Baba TAKUYA). Baba’s lab is International lab comprises student from in and outside Japan with spirit of assisting where necessary and cooperation.
My area of interest is teaching strategies, cognitive skill of pupils, and mathematics. The purpose of my research is to find the characteristics of strategies employed by mathematics teachers and pupils’ cognitive skill in primary level, and find out what strategies are generally used in teaching and learning of mathematics and, how the strategies employed by the teacher affect pupils’ cognitive skill.
ラベル: Fatima Jella, Studyについて