2012年1月23日月曜日

帰国報告

ご無沙汰しています、野中です。

1月4日、ザンビアより2年間の隊員生活を終え、僕と原田が無事帰国しました。

香港から成田への飛行機の中の機内食がすでにおいしいことに驚き、うまいうまいと食べていると隣のおじさんにチラチラ見られましたが気にしませんでした。
本当に日本に帰ってからうまいうまいといい続けているため、母にうるさいと怒られたりもしています。
父は相変わらず心配性で、ストーブの火を消したかどうかを毎1時間母に確認しています。ひどいときには、遠出していても家まで戻って消すボタンを連打しています。「そんなに連打したら逆に点火するわい。」と母に言われたりもしています。
妹は20キロくらい痩せた上に成人式を迎えていました。

これから友達にも会う予定ですごく楽しみにしています。どんなことを話せばいいのか考えるだけでもワクワクしています。
書きながら考えましたが、2年前の自分ならブログで一番に家族のことは書かなかっただろうなと思いました。ザンビアに行って学んだことの1つは家族の大切さを強く知れたことがあります。そういうことを教えてくれたザンビアとザンビアの人々には感謝をしています。
ザンビアに行ってよかった!
今年は教員採用試験もあるし、修士論文も僕を待っているので勝負の年です。
ザンビアモードから日本モードに入れるのは難しいと思うので、一旦ニュートラルに入れてから日本モードに入れようと思ってます。適切なニュートラルの入れ具合は先輩方に聞いてみます。

野中




2012年1月15日日曜日

帰国報告

こんにちは。原田です。

201015日からザンビアに派遣され、14日、ようやく日本に帰ってきました。

2年間を振り返ってみて、どんな2年間だったかを表すのは、一言では足りないですし、正直まだ自分が日本に帰ってきたのが信じられないです。

またバスに乗って、任地のムンブワまで帰っていきそうな気持ちです。

ザンビアで過ごした生徒との最後の別れの時、自分にできなかった事や、まだもう少しザンビアで頑張りたい気持ちが頭の中でグルグルして、寂しくもあり辛くもあり心がいっぱいでした。

実際に授業に行くのは、毎回が戦いのようで、授業が上手くなっているなんて思えず生徒に会うのに緊張する事も多くて、この2年間は心が本当によく動いていました。

夢のような、あっという間の2年間だったな、とも思えるのですが、実際に振り返ると思いだされる事はたくさんあって、私は本当に2年間ザンビアにいたんだという実感が出てきます。

それと同時に、笑えたり苦しくなる気持ちもドッと押し寄せてくるので、やはり、この2年間をザンビアで過ごせたのは私にとって正しい事で、貴重だったのだと思います。

このように外国に長期で滞在するというのは、旅行と違う経験をする事が多いなと思いました。

ザンビアで、ザンビアの学校に入り、自分もその1部となり、同じ人と長期的に付き合って活動していくというのは、本当に貴重です。

私も、相手も、都合のいい部分を見せ合うような付き合いないし、きっと相手も気を悪くした事はたくさんあったと思います。しかし、本当に貴重な時間でした。

もう一度、ザンビアと言わずとも、またどこかの国へ行くのもいいなと思えます。

成田に降り立つ時、東京のキラキラしている光の景色を飛行機の中から見て、何とも言えない感覚になって、泣けてきました。

日本に帰ってきて、ザンビアの話をしてもなかなか日本の友達には伝わらない部分も多く、また、本当に別世界に感じる日本の様子に違和感を覚える事も非常に多いのですが、このように感じる事が出来るのは、私の特権だと思って、ある意味エンジョイしています。

電車に乗りながら、この乗客の内、何人の人が、ザンビアを知っているんだろう・・・なんて事をボーっと考えてしまってます。

今、協力隊に行く事を迷っている方がいるなら、私はお勧めします。

そして、そこで悩むことを深く掘り下げる事ができるこのザンビアプログラムに参加して、私はよかったと思います。支えられる事、助けられる事も多かったです。

(なんか、宣伝みたいになってしましましたが・・・)

本当に、いい出会いがあった2年間でした!!!

また何らかの形でアフリカに行きたいと思います!

2年間、ありがとうございました。