2014年2月25日火曜日

先輩隊員訪問

 先週23日から6日まで先輩隊員の学校へ教育実習に行ってきました。
着くと早速先輩隊員の授業が始まり、普段優しい先輩のいつもとは違う部分を見ることが出来ました。授業のなかで九九などのフラッシュカードを用いて基礎学力を補う活動を取り入れていました。自分も生徒の状況を見極めて対応をしていく必要があるなと感じました。

 授業のなかで生徒がチームで問題を解き黒板に板書をして正解数を競うことをやっていました。生徒が授業で板書をしていると、何やら紙を黒板に押し当てて解答を隠している姿がとても目につきました。ん?と思っていると先輩がやってきて、「あれは他のチームにカンニングされないように隠しているんだよ」と教えてくれました。なるほど。日本とはまた全然違う文化を見ることができました。黒板に板書する前に生徒がグループで話し合いながら一生懸命答えを求める姿がとても印象的でした。



 授業見学以外にも、現地での研究授業の風景を知ることが出来ました。ザンビアでは研究授業の前に教科の教師たちが集まって指導案を作成します。その作成した指導案をもとに代表の先生が授業を行い、その授業に関する反省会を行います。日本での教員経験がないこともあり初めて授業研究の現場を見ました。現地式の授業がいまいちつかめていない状況だったので話し合いの状況から実際の授業反省会に至るまでとても新鮮に感じました。



 授業見学と研究授業活動への参加以外に実際に授業を2回ほどやりました。日本でも訓練所にて練習をしていたのですが、実際の教壇にたつとぜんぜん違うものでした。
教壇に立って違うなと感じたのは、生徒はいかなる質問に対してもYesと答えることです(実際には理解していなくとも…)。このYesに惑わされてしまうと授業の速度が早くなってしまい、生徒の理解が追いつかない状況になってしまうなと感じました。問題演習の際にも生徒の関心は問題に正解することではなく、先生からの正解のマークをもらうことに集中していることを授業と実際にノートチェックを通じて学ぶことができました。間違いに気づき生徒に考えさせることが簡単ではないことを教育実習から学ぶことができました。
 生徒指導の場面も見ることができました。堂々と生徒を指導していくこと、時には同僚や校長先生の力を借りていくことの重要さを感じました。自分の場合このくらいでいいかなあとなあなあにしてしまうこと、堂々というよりもへらへらしてしまうことがあるので、最低でも生徒の前に立つときには堂々としてなければならないなと感じました!

 授業以外の場面で生徒指導についても見ることができました。門で生徒に対して制服の乱れを直させることや、掃除の指導をすることなど日本とあまり変わりないなあと感じました。授業以外の場面も大切にしていかなければならないなと感じました。
 また、障がいを持つ子ども達のクラスも見学することができました。ザンビアの中等学校のなかで特別支援学級がもうけられその生徒のために指導をしている姿を見ることができました。障がいを持つ生徒に対する配慮がしっかりされていたことにも驚きでした。もっと驚いたのはアルビノの生徒が教室に普通に授業を受けていることでした、アフリカでアルビノの人達は特別な力を持つと考えられ、彼らの肉を食べたり、山の中でアルビノの人の死体がでてきたりする国があると聞いていました。ザンビアにもそのような昔の慣習が残っているのかなと考えていると、ザンビアではアルビノの子ども達も他の生徒と一緒に授業をうけ、休み時間になると楽しく会話をしている姿を見て、ザンビア人はとても寛容なのだなと実感させられました。とても気持ちが温かくなりました。


 授業以外の他に、放課後の時間に先輩がやっているスポーツ指導の見学をしました。
見学をしたり、サッカーにちょこっと参加していると生徒から「空手教えてくれ!カンフー教えてくれ!」と言われました。あいにくどっちも出来ない私はどうしようかと考えているとある1つのアイデアが浮かびました!そうだ!足払いを教えよう!
 実際教えるために生徒にアシスタントを頼むと、さっきまでカンフーのまねごとをしていた生徒が血相を変えて逃げていきます。どうやら日本人よりもチキンなようです。
何人かの生徒に協力してもらい足払いをかけたりかけられたりしていると生徒から歓声があがり気づけば人だかりができていました。なんか有名人になった気分。笑


 学校見学で授業のことだけでなく、生徒指導のこと生徒の日本に対する関心など色んなことをしることができました!これからの活動に活かしてくかをかんがえていかないといけないですね!



 
 
 

2014年2月19日水曜日

General cleaning

M1酒寄です。
1月には博士の論文審査会、今週月曜日に修士課程の論文発表があり、馬場研究室からは博士・修士合わせて4名修了予定です。本当にお疲れ様でした。
This is SAKAYORI, first year student of Master’s course.
The Doctoral dissertation exam was held on Jan and the Master final presentation has finished on this Monday. In our lab, 4 students will graduate. I would like to congratulate senior students.

今日は研究室の掃除をしました。
(写真は掃除の打ち上げの様子です。昼ご飯を持ち寄りました。)
We cleaned our room.
(This photo is small job done well party. We exchange our lunch.)
 



 今年度もいよいよ1か月半となりました。
There are about one and half months left this academic year.





2014年2月5日水曜日

The 39th JASME research presentation meeting at Hiroshima University

 

2月1日、2日に第39回全国数学教育学会研究発表会(於:広島大学)に参加してきました。研究室からは7名が発表し、参加者の方から質問や意見交換を行っておられました。普段聞くことのない人の発表を聞いたり、他大の院生方との交流を通してアイデアを得たり、学会の醍醐味が分かってきました。
During the past weekend (February 1-2, 2014), it was held the 39th Research Presentation Meeting of the Japan Academic Society of Mathematics Education (JASME) at Hiroshima University. 7 lab mates made a presentation and discussed their research with participants. Through hearing an announcement other researcher presented and exchanging opinions, I learnt or found something new.


2日目の午前中に「日米比較:算数・数学教育における『教材研究』とは何か」と題したシンポジウムが行われ、DePaul大学の高橋昭彦先生はじめ、4名の先生方がシンポジストとしてご発表されておりました。
The symposium of “What is Kyozai Kenkyu in mathematics education -Comparison between Japan and the U. S. case-“ was held in the morning session of second day, then 4 professors made a presentation.

 

冒頭、高橋昭彦先生は、アメリカならず世界各地で行われるようになった授業研究を紹介され、海外で行われる授業研究をご覧になり、関係者からの質問を受けているうちに、日本の授業研究が海外で紹介されるにあたり、ある視点が欠けていたのではないかと思われたそうです。
First of all, Takahashi sensei (Associate Professor of Mathematics Education, DePaul University) introduced Lesson Study in the U.S. as well as around the world. While he often had been asked many things about Lesson Study and answered them, he might think there would be a gap between teachers in Japan and other countries.
 

それは、教材研究という視点を持った「問いから始まる授業研究」。
アメリカでは、今までに無かった授業研究という取り組みに対して、そのプロセスに焦点が向かいがちでしたが、プロセスには明確に表れないもので大切なものがあったようです。とても興味深い発表でした。
That is Lesson Study with themes which have a point of Kyozai Kenkyu. According to Baba and Kojima (2005), Kyozai Kenkyu is the begining part of Lesson Study. In order to prepare for the lesson, teachers set objectives of the lesson, analyze pupils and teaching materials, consider flow of the lesson, make the bloack bord plan and set how to evaluate pupils. Through Kyozai Kenkyu, they enhance and polish their knowledge in their professional life. However Kyozai Kenkyu is common things for Japanese teachers, they don’t say about this kind of things explicitly. It might have been focused on process of Lesson Study. It was very interesting presentation for me.

 
参考文献Reference
馬場卓也、小島路生, 「授業研究」, 国際協力機構 編著, 『日本の教育経験-途上国の教育開発を考える』, 東信堂, 2005.