2013年12月6日金曜日

水中ホッケーアジア大会


11月29日から12月1日まで、フィリピンで開催された第5回水中ホッケーアジア国際親善試合に参加してきました。

水中ホッケーは、選手6人と交代要員4人でチームを編成します。シュノーケルやフィンを着けて水中に潜り、プラスチック製の短いスティックで水底のパックを打ちパスをつなぎ、相手のゴールに入れた数を競います。1954年に英国で生まれ、2年に1度世界選手権も開催されています。


2年前のアジア大会での雪辱を果たすべく、広島大学でチームを結成し、アジア大会優勝を目指しこれまで練習に励んできました。しかしながら、準決勝でフィリピンに敗れ、さらに3位決定戦においてもシンガポールに敗れ、結果は4位でした。

今回優勝したフィリピンは、今年の8月にハンガリーで開催された世界選手権にも参加しており、世界のトレンドを意識したチーム作りを行っていました。他方、日本は2年前のアジア大会で敗れたフィリピンやシンガポールに追いつく事に焦点を当てており、完全に世界の潮流から取り残されていました…


今回のアジア大会を通して、世界水準を保つことの大切さとその難しさを痛感しました。水中ホッケーに限らず、研究においても常に世界の最先端を意識し、先駆的な研究を行っていきたいと思います。

2013年12月5日木曜日

野外訓練

こんにちは。現在JICA二本松訓練所にて派遣前訓練を受けているM1の東です。11月に入り福島県では、雪が降りました。実家が熊本の私にとって福島県はとても寒いところです。

さて、先日野外訓練が行われました。
野外訓練とは、任国での状況を想定したキャンプのことです。数年の間野外訓練は行われていなかったようですが、今年度から復活を遂げたみたいです。
 
野外訓練では、1カ所からしか水を組むことができません。そのため、結構な距離から炊事場まで水を運んでいかなければならない状況でした。
途上国にて水を運ぶことを想定されていたのかなと感じながら水を運んでいました。400mくらいの距離でしたが、坂道のなか水を運ぶのはとても大変でした。
 
就寝時には外の気温が氷点下になるほどの気温になっていたこともあり、寝袋に入るまでがとても寒かったです。しかし、生活班の仲間と共にテントで寝ていたので普段とはまた違いとても楽しかったです。


 
 
野外訓練には、キャンプという要素以外にも候補者が企画をした生活技法講座やオリエンテーリング(普段のグループとは違うメンバーで決められた距離を歩くもの)がありました。
 
オリエンテーリングでは、13kmの距離を歩きました。私のチームは途中まではとても順調だったのですが、途中道を間違えてしまったこともあり福島市にまで行ってしまい、時間内に帰れずリタイアしてしまいました。道を歩く際にも、何か違うなと思うことがあればきちんと発言をしておけばよかったなと後悔しました。
 
野外訓練を通して、日本の生活しているなかでは考えられない環境で生きていくことの大変さや、仲間と協力していくことや工夫をして生活を改善していくことの重要性を感じることができました。
 
訓練も残り短くなってきました。終わりに近づくにつれて時間に追われるようになってきました。自分の時間を大切にしつつ、残りの訓練を過ごしていきたいと思います。