2007年10月9日火曜日

最後の日記

みなさまご無沙汰しております。
9月で卒業した小坂が最後の研究室日記を書いています。

とにかく、馬場研究室の二年間は長くつらいものでしたが終わってみればとても充実した二年間でした。

馬場研究室の素敵なところは学生どうしが互いに学び合おうという雰囲気があることです。
私は特にドクターの皆さんにお世話になりいつも真面目な話をさせてもらっていました。

やーとにかくよかった。

けれども、やはり学生というのは時間などにさほど縛られることがなかったので、東京で満員電車で職場に通っている今から当時を振り返ると、ちょっとお気楽でよかったな〜と懐かしく思っています。

ジュニア専門員で今東京の新宿で働いていますが、同じフロアーに今年ジュニア専門員となった菊池さん、同期に文化の三宅さんがいるのでとっても慣れないですがうつ病にまではなりそうにないです。

こうやってIDEC卒業生と一緒に働けることとてもうれしいです。

ではでは

みなさま
お元気で

小坂法美

2007年10月1日月曜日

帰国

2年と4ヶ月の任期を終え、
ザンビアから8月に帰国しました。
帰国から2ヶ月が経とうとしているのに、
未だに日本での生活は不思議な感じがしています。

蛇口を捻れば、いつでも好きなだけお湯を使うことができ、
電気は空気のようにそこにあり、
パソコンを開けば高速なインターネット環境。
至る所に空を覆わんばかりのビルが建ち並び、
幹線道路沿いはどこへ行っても誰かが住んでいる・・・

とても便利だと思う反面、
便利であることはそんなに大切なことなのかな、
と思ってしまいます。

・・・しかし、今や自分は4ヶ月後に修士論文の提出を控えた
日本の大学院生。
早く日本の生活感覚を取り戻すよう努力します。

辻本温史

2007年9月18日火曜日

帰ってきたら


ザンビアから帰ってきたら、研究室の机の上に置いていた花が枯れてました。。。
もともとはこんな花だった↓
http://babalab.blogspot.com/2007/05/blog-post.html

研究室にいない間、水をやっておいてねと頼んでおいたのに、放置されていた模様。

でもまあ、3年前にザンビアから帰ってきた時も同じように枯れてたので、きっと今回も何とかなるはず。
しっかり復活させます!

内田豊海

2007年9月15日土曜日

ケニア『中等理数科教育実技(数学)』

このタイトル、
(なんじゃらほい?)
と思われる方もいるかも知れませんが、要は研修の名前です。
…何の研修かって?
ざっくり言うと、遠路はるばるケニアから、
然るべき人たちが、ここ広島大学に数学教育を学びに来る、というものです。

期間は2ヶ月間。
8月から10月にかけてです。

おっ。よく気付きましたね!?
そうです。現在進行中なのです。

「…だから何?」
なんて、冷たいこと言わないで下さいね。
今、私はその研修の裏方をやっているんです。

今年の研修員は2名、ムゴさんとオペレさんです。
そろそろ、ケニア食が恋しくなってきた模様です。
(ウガリ[ケニア食の1つ]パーティーとか、してあげたいな。)
という思いはあるんですよ。思いは、ね。
私のクローンがいたら、きっとやってくれてると思います。

まあ、その話は横に置いておきましょう。
それよりも、重大発表があります。

この研修、すごいですよ!
私が言うのも変かも知れないけど、物凄くいい研修です。

「それだけかい!?」って?
それだけですよ。
紙面の都合上、どこがどう凄いのかまで書けなくて残念ですが、
それだけでも私の感動が少しは伝わるのではないかと思って、書いてみました。
ムゴさんとオペレさんは、きっと、多かれ少なかれ、
ここで学んだことをケニアの数学教育に反映してくれる筈です!

松永彩

2007年8月12日日曜日

Workshop at University of Zambia



今ザンビアに来ています。
かなり涼しくて、真夏の日本から避暑に来ているよう。
久しぶりのザンビアを満喫中です。

さて、8月7日、8日と二日間にわたり、ザンビア大学でワークショップを開催しました。
内容は、主に研究発表。
初日は現在ザンビアで活動しているザンビアプログラム参加者4名が研究発表を行い、二日目はザンビア大学のNkhata先生と僕の共同研究発表、そして馬場先生による講演で締めくくられました。
その後、ザンビア大学の先生方と、広島大学、さらにJICAの調整員を交えて、今後のアクションプランについて話し合いました。

はじめてのザンビア大学でのワークショップ、どれだけ参加者が来るか不安でしたが、開けてみたらびっくり!
150名近い人が集まってくれました。
ザンビア大学の先生や学生だけでなく、ザンビアの教育省やカリキュラムセンター、エグザミネーション・カウンセル、地方教育当局の関係者、さらには学校の校長先生たちも参加してくれたのです。

そのため、ディスカッションも、さまざまな視点からなされ、とても有意義で充実した二日間になりました。
どんな立場や年齢でも、他の人と対等に話し合うことができ、ザンビア文化の温かさに触れることができました。

残り滞在期間も1週間を切りましたが、最後までザンビアを堪能して帰ります!

内田豊海

2007年7月17日火曜日

台風一過

沖縄で信号機まで壊した台風4号、

その到来を、密かに楽しみにしていたのに、
あっさり通り過ぎて行ってしまいました。
そろそろ前期が終わるので、
レポートやら何やら、ちょっと大変。
でも、海の日のお陰で、ゆっくり休養できました。
『夏休み』、なんて素敵な響きでしょう。
二ヶ月もあるなんて!!
童心に返ります。
ん?そういう時にこそ、差が出るって?!
あぅぅ…耳が痛いです。
きっとあっという間に二ヶ月過ぎちゃうんだろうなぁ~。
くわばら、くわばら。
松永 彩

2007年7月2日月曜日

学会

とうとう!6月30日比較教育学会で発表しました。
人生初のアカデミックな活動を成し遂げました。

いい思い出を持って晴れて卒業していきます。
さようなら。

もう一つ。国際協力ガイドのstudent's voiceに私が選ばれました。
最後の一文で、ゼミ生のまじめな姿勢と書いていますが、はっきり言えば私が一番まじめです。

小坂法美


//////////以下記事(Sutudent's Voice 国際協力ガイド)///////////
JOCV(青年海外協力隊)小学校教諭としての活動を機に、教育とは何か?国際教育協力でできることは何か?
現在の国際教育協力でよいのか?といった疑問が生まれました。
その点をじっくり考えるためにIDECに入学しました。
IDECは学ぶための四つの優れた環境があります。
一つ目は、国際開発の実践者として活躍されている教授陣が充実しており、現実に即した指導をしていただけることです。
二つ目は、IDECには教育だけではなく文化、政治経済、平和構築など様々な国際開発の分野があり、選択コースにかかわらず他の授業を履修することができるので一つの分野に特化せず、広い知識を得ることができます。
三つ目はインターンシップやザンビアプログラムなど実践と理論を融合できるプログラムが用意されていることです。
私はインターンシップを利用してバングラデシュで活動することで、国際教育協力の実際を学ぶことができました。
四つ目は多くの国の留学生を受け入れているため、さまざまな文化背景を持つ人々と意見交換をすることで視野を広げることができると共に、授業も英語がほとんどであるため英語でのディスカッション能力を国内にいながら向上させることができます。

現在私は、ニカラグアの教師についての研究を行っています。
はじめは研究をすることに慣れなく、辛かったのですが、ゼミの学生の真面目に取り組む姿指導教官の熱心な指導により、一つのことを追求することの楽しさに気が付きはじめています。
IDECでの2年間で国際教育協力の専門家として活動していくための素地ができつつあると感じています。