2013年11月12日火曜日

馬場研究室新メンバー紹介2

M1の酒寄です。馬場研究室ではこの秋学期から新しく2名の学生を迎えました。先日のトンさんに引き続き、今日は博士課程後期に入られました、公立高校で教壇に立たれていた方をご紹介致します。


1      What's your name?


名前は 中西 隆(なかにし たかし) と申します。

2      What did you do before come to Baba lab?


 滋賀県で公立高校の教員をしていました。最後の10年ほどは特別支援の学校にいました。この春、定年退職し、京都橘大学の非常勤講師を今年度いっぱいする予定です。

3      What is your academic interest and/or research topic?


 研究テーマは「高校教育における数学的文化化」です。20年前にBishop著「数学的文化化化」をもとに、修士論文「数学教育における文化人類学的アプローチの意義」(滋賀大学)を書きました。その後、いろいろな教育実践をしてきましたので、それらを総合できたらと考えています。

4      Free comment (resolution, goal) please


 皆さんの世界を股にかけた行動力には驚かされます。私の息子も東南アジアやフィリピンに2か月から5か月出かけますし、娘の夫も台湾や中国によく出張します。国際協力に年齢は関係ありません。私も英語力をつけて、世界に出ていけたらと思っています。


中西さん、ご指導よろしくお願い致します。
皆様、新たなメンバーを迎えました馬場研究室をどうぞよろしくお願い致します。
 

2013年11月11日月曜日

Introduction of new member in Baba lab

Now we are in 2nd semester. We sent off Mr. Muwanza and got new students. Today, I would like to introduce a Master's program student who comes from Cambodia. When I tried questionaire, he readily replied.
 

1      What's your name?


LY TONG

2      What did you do before come to Baba lab?


     Before getting to Baba lab, I only received the orientation program from JICE staff at Osaka city as well as looking for apartment in Hiroshima city.
 

3      What is your academic interest and/or research topic?


     Tentatively, the topic is “Learning Difficulties on Function Concepts of Cambodian Senior High School Mathematics” 

4      Free comment (resolution, goal) please


     For a time being, I’m focusing a lot on my research topic and I hope that from the finding of this research, it will better improve the learning and teaching of mathematics in my country, Cambodia.


Thank you so much Mr. Tong san. 
Although I am not in Hiroshima, I am looking forward to see you.
Have a nice stay and research at Hiroshima Univ.

2013年11月9日土曜日

Bangladesh Newsletter vol.4 “Hartal”


It has 1 month when I come to Bangladesh.

I heard Japan is getting cold while here is getting hot in a sense.

After Eid holidays (festival for Islam), political opposition parties alliance calls 60 hours nationwide shutdown (Hartal) twice. During that time, Japanese people have to stay in own accommodation. Collision, setting some vehicles on fire firebombs and grenades. According to internet news, the government’s account says at least 20 people were killed in violence. After that kind of activities, everybody knows we can’t find a good solution.

 
As a proverb goes “What comes around goes around”, we have to consider own behave again. I would like to offer my deepest condolence to all victims.
 
 

バングラデシュにやってきて1か月が経ちました。

日本は暦の上でも冬に入り、日々寒くなってきていると伺っております。一方、ここではある意味日々熱を帯びてきております。

イード休み(イスラム教のお祭り、日本でいうところの正月のような祝い様)後、野党連合による60時間ゼネスト(現地の呼び方でハルタル)2回実行されています。ハルタル中、邦人は自宅待機となっており、インターネットのニュースを介して事態を見守っています。警官隊との衝突、車両への放火、火炎瓶、手榴弾まで。報道によると、政府発表では一連のハルタルで少なくとも20名が死亡したとのことです。このような活動の後に誰もが解決に向かわないことは知っています。

 

ことわざにある“因果応報”私たちは再度自身の行動を考えないといけません。
犠牲者の皆様にお悔やみ申し上げます。

2013年10月28日月曜日

Bangladesh Newsletter vol.3 “Seminar on Lesson Study at Mymensingh PTI”


マイメンシンPTI(教員養成校)において、有志教職員による研究会が行われているということで、馬場先生に付いて参加してきました。

この研究会は、馬場研卒業生のカーン氏を中心にグループが形成され、「より良い教科書とは何か?」「研究授業を通じてより良い授業は何か?」といった熱い議論が繰り広げておりました。先生方のまっすぐな議論に馬場先生はもちろん、私も出来る範囲でコメントさせて頂きました。

-ともに語り、ともに歩む。

立場や思いは違うけど、何かに惹かれて集った仲間。心から敬意を表すと共に、この活動が一人でも多くの子どもに届くことを願ってやみません。


Prof. Baba and I attended seminar on Lesson Study conducted by voluntary instructors and school teachers at Mymensingh PTI (Primary Training Institute).

The group which Mr. Khan (former Baba lab student) had led discussed about “What is a better textbook for students?” “What is a good lesson?” and conducted Lesson Study. It was very heated. Because of that, Prof. Baba replied their question and gave some comment. I also did as long as I could.

Talk together and share their experience for students.

Although their situation is different, they brought together by a sense of something. I pay my respect and hope this activity will make an effect on students.
 





2013年10月27日日曜日

恐怖の火曜日

こんにちは。M1の東です。

私は現在JICA二本松訓練所にて、語学訓練を受けています!

訓練を受け始めて3週間ほど経ちました。

語学の授業に始まり、講座や日本人研究、任国研究など課業以外にもやることがとても多く刺激的な毎日を送っています。また、池田研の渡辺さんのIDECでは見たことない輝いた笑顔もみて時々びっくりしています。

刺激的な毎日を楽しんでいるのですが、私が唯一苦手な時間があります。その時間は、予防接種の時間です。注射が嫌いなので、毎週この時間はとても怯えています。今週は聞くところによるととても痛いと噂されていた狂犬病予防接種でした。予防接種を受ける前にビデオをみて狂犬病になるということがとても怖いということは理解できたのですが、どうしても怖いという思いは拭いきれませんでした。結果…やっぱり注射は痛かったです。毎週これから続いていくので頑張って耐えていこうと思います。

講座や語学の授業以外にも候補生が自ら企画をして行う自主講座も行われます。私は、今週アイスブレーキングの講座に参加をしました。やっていることは単純なことなのですがとても楽しく、活動を通して普段話してもなかなか得ることのできない情報を得ることができるということはとても魅力的でした。理論的に説明をするとなると難しいですが、自分の研究にも活かせることがあるのかなと感じながら講座を受けていました。これから課業以外にもさまざまな興味深い講座が開かれると思いますが、自分の時間も確保しつつこれからの活動に必要となるだろう知識をつけていきたいなと思います

2013年10月17日木曜日

バングラ便り2「Eid-ul-Azhaに参加して」

Eid-ul-Azhaとはイスラム教のお祭りで、アブラハムが息子をアッラーへの犠牲として捧げた事から由来されており、バングラデシュでは牛や山羊を殺して捧げます。命を捧げた後の肉は1/3ずつ、家族・親戚や友人・貧しい人で分け与えます。

とあるNGOで牛と山羊を絞めるというので、参加させて頂きました。
宗教的な行事ではありますが、私には教育的効果が大きいと思いました。
バングラデシュの子どもたちは、ごちそうが食べられるということで今日という日を楽しみにしており、うきうきです。しかし、いざ牛を絞める段階ではやはり怖いというような思いを抱き、牛の命への敬意が読み取れました。

確かに、朝までは牛は元気でした。自らが人間の糧となろうとは微塵も思わなかったでしょう。牛は生きたかったと思います。でも我々が生きるために命を奪いました。牛を踏み台として生きた私たちには、その分しっかりと生きることが大切なんだと思いました。

もし、「私はベジタリアンだから」とか「日本では関係ないよ」なんて言っている日本人がいたら是非、体験してみてください。牛でも、山羊でも、魚でも野菜であってもみんな自分が生きるのに精一杯です。人間はその命を奪わないと生きていけないという運命を背負った存在であることを感じて欲しいですね。毎日実感するのは難しい、だったらせめて1年に1日だけでも家族や身近な人と共有して欲しいと思います。

Eid Mubarak!


2013年10月4日金曜日

インターンプログラム開始

M1の酒寄です。先日2日より研究室を離れ、バングラデシュに来ております。ミッションは国際協力の現場(JICA技術協力プロジェクト)に触れることと、研究を進める上での基礎的な情報収集です。

今年の暮れまで3ヶ月研修。1か月を超える滞在は協力隊以来8年ぶりです。
首都ダッカの空港に着陸するときに見た風景を色で表すと”青と緑”。川や池がたくさん見えました。一方、8年前ガーナに降り立ったときは”赤と緑”で、赤土が強い印象でした。
地球って広い。

自転車タクシー?(リキシャ)で両替や買い物を済ませるべく中心地に向かいましたが、「におい」「雰囲気」「人」の中にガーナそして前職で少しだけ行っていたラオスとの共通点が見いだせました。

来週日曜から本格始動しますが、多くを吸収して戻って参ります。